俳優の妻夫木聡が20日、都内で行われた主演映画『バンクーバーの朝日』の初日舞台あいさつに出席。野球チームのキャプテンを演じた撮影中、左手中指の骨にヒビが入ったことを明かした。
撮影を振り返るなかで「合宿の時にヒビを入れてしまって一時、野球ができなくなった」と妻夫木。「撮影で使っていたグローブが当時(1900年代初頭)のものを再現していて、革が薄くて、そのなかで無理して捕球しに行ったら先端の指に当たってしまって…」と明かし、会場のファンを驚かせた。
それでも撮影中断の間にも「野球がうまくならなくちゃいけないというよりも自分が野球が好きなんだと気づけた」といい、「野球が切っても切れない部分になっているとわかったことが一番よかった」と前向きに話していた。
そんなハプニングも乗り越えたこの日。ついに作品が公開され、共演したKAT-TUNの亀梨和也も「背中で引っ張ってもらった」とキャプテンに感謝すると、妻夫木は「ありがたいです。いい仲間を持ててよかった」と感慨深げ。「いろんな選択肢があるけど、目の前のことから逃げないでください。一個のことに一生懸命の人は本当にかっこいいです」と感極まり、亀梨らが肩を叩いてフォローするも目からあふれた涙は止まらなかった。
同作は、1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマ。
舞台あいさつにはそのほか、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、佐藤浩市、石井裕也監督が出席した。
撮影を振り返るなかで「合宿の時にヒビを入れてしまって一時、野球ができなくなった」と妻夫木。「撮影で使っていたグローブが当時(1900年代初頭)のものを再現していて、革が薄くて、そのなかで無理して捕球しに行ったら先端の指に当たってしまって…」と明かし、会場のファンを驚かせた。
それでも撮影中断の間にも「野球がうまくならなくちゃいけないというよりも自分が野球が好きなんだと気づけた」といい、「野球が切っても切れない部分になっているとわかったことが一番よかった」と前向きに話していた。
そんなハプニングも乗り越えたこの日。ついに作品が公開され、共演したKAT-TUNの亀梨和也も「背中で引っ張ってもらった」とキャプテンに感謝すると、妻夫木は「ありがたいです。いい仲間を持ててよかった」と感慨深げ。「いろんな選択肢があるけど、目の前のことから逃げないでください。一個のことに一生懸命の人は本当にかっこいいです」と感極まり、亀梨らが肩を叩いてフォローするも目からあふれた涙は止まらなかった。
同作は、1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマ。
舞台あいさつにはそのほか、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、佐藤浩市、石井裕也監督が出席した。
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2014/12/20