国内最大級の夏フェス『a-nation stadium fes.』が29日、東京・味の素スタジアムで開催され、BIGBANGやAcid Black Cherryらのパフォーマンスを見るために5万5000人が集結。シークレットで三代目 J Soul Brothersが出演し、途中、EXILEのTAKAHIROとNESMITH、SHOKICHI、GENERATIONS from EXILE TRIBEらも登場し、圧巻のステージでファンを魅了した。

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　トップバッターは、BIGBANGと同じ事務所の後輩で9月10日にアルバム『2014 S/S -Japan Collection-』で日本デビューするWINNER。リーダーのカン・スンユンは、「素晴らしいステージの一番最初に出演できて光栄です」と喜び、「WINNERらしいパフォーマンスと音楽でみなさんとひとつになれるようにがんばります」と意気込み、「GO UP」や「EMPTY」などで初々しい姿を披露した。

　続いて登場した氣志團は、「お礼を伝えたくてきました。フジテレビ系月9ドラマ『極楽ガンボ』の主題歌「喧嘩上等」が、トップ10に入りました」と喜び、「下半期、みんなに歌って欲しい」と合いの手を指導し、観客と一緒に盛り上がった。さらにケツメイシは、人気曲「夏の思い出」や「ボラーレ」を歌唱し、「みんながBIGBANGを観に来たことを知っています」と自虐的な発言で、会場を沸かせた。

　2年ぶりの出演となったAcid Black Cherryは、「君がいない、あの日から」や「黒猫〜Adult Black Cat」など、ロック魂溢れるアグレッシブなステージで魅了。「見ての通りTHEビジュアル系です！今日のラインナップを見たときに完全にアウェイやどうしようと思った」と胸の内を打ち明け、「みなさんが温かい声援を送ってくださって、緊張してたけどよかったです」と観客の声援の多さに安堵した。

　この日、シークレット出演となった三代目 J Soul Brothersの登場で、大歓声が沸き起こる。人気曲「BURNING UP」の歌唱中、メンバーの呼び込みとともにGENERATIONS from EXILE TRIBEが登場し、総勢14人で迫力あるステージを見せた。続く「FIGTERS」では、EXILE SHOKICHIが参加し、DOBERMAN INCとの楽曲「24carats」では、EXILE TAKAHIROとNESMITHも飛び入り参加するなど、豪華な演出に観客が湧いた。

　黄色と赤のペンライトで埋め尽くされた会場に、トリを務めるBIGBANGが登場すると悲鳴にも似た黄色い歓声が沸き起こった。メンバーのV,Iは「2年ぶりの『a-nation』で、トリとして出演できて夢みたいです」と目を輝かせ、「何も言えないぐらい嬉しいです」（D-LITE）と喜んだ。「ここ5万人とBIGBANGが一緒に歌いたい曲です」と大人気曲「Haru Haru」を観客と一緒に歌い、「声を聴かせて」ではトロッコに乗って会場を周遊。ラストの「MY HEAVEN」では、花火の演出もあり会場の熱気も最高潮に。アンコール含む、全11曲を熱唱した。

　このほか、BREATHE、GEM、塩ノ谷早耶香、和楽器バンドらが出演。今年は、『a-nation』史上初の台湾公演を9月13日に台北 南港101文創会館で、シンガポール公演を10月18日にマスターカード シアターズ マリーナ ベイ サンズで開催することが決定している。