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SKE48『新曲は「チョコの奴隷」!?SKE流バレンタインデーは……』
歌い方もみんなでいろいろ工夫を――
須田亜香里この曲は、すごくにぎやかな曲なので、歌い方もみんなでいろいろ工夫しているんです。とくにサビの“女王様 愛をください”というところは、歌詞がとっても衝撃的なので、私たちも「じょぅ〜うおぅ〜さまぁ〜」って、抑揚をつけて大げさに歌ったんです(笑)。
矢方美紀カラオケで歌うときも、ぜひ真似して歌ってほしいです。むしろ同じように歌わないと高得点が出ないかも(笑)。
――高得点を狙うにはしっかりマスターしないとね。では、佐和子ちゃんが思う今作の聴きどころは?
秦佐和子<カバンの中 隠している><晴れたり曇ったり陽射しは変わる>という部分は、私とあかりん(須田亜香里)と小木曽汐莉ちゃんの3期生で初めて一緒に歌ったんです。小木曽ちゃんは、3月にSKE48を卒業してしまうので、今回が最初で最後になってしまうと思う悲しいですが、最後に一緒に歌うことができてすごく嬉しかったです。
須田今まで1期生、5期生の曲はあったんですけど、3期の曲はなくて。なので、今年は3期の曲をぜひ歌いたいです!
矢方あと、毎回ジャケットのタイトルロゴは、メンバーがそれぞれ描いてきたなかから採用されるんですが、前々回の「アイシテラブル!」に続いて今回も私のロゴが選ばれたんです。毎回誰が選ばれるのかみんなで予想するんですけど、そのときは(松井)珠理奈さんのが圧倒的な支持率で、私も珠理さんのロゴに決定だと思っていたんです。でも、SKE48のサイトを見たら、このロゴが貼られていて。「えっこれ、私が書いたやつじゃん!」って、まさか私のが選ばれると思ってなかったので、すごくビックリしましたね(笑)。
――どんなイメージで描いたの?
矢方チョコの中から愛が溶け出しているという……。
一同キャー!!
矢方でも、“チョコ=茶色”というのはありきたりだと思ったので、あえてピンク色にしたんです。
菅なな子チョコのコもよく見るとハートになってるし!
須田すごく可愛いよね。私はいつも選ばれる気満々なのに、なぜか毎回ダメで。今回は目に止まりやすいように、縦書きにしてみたんですけど……
秦気合いだけは誰よりも入っていたよね(笑)。筆で描いたみたいな。
須田筆ペンじゃなく、マジックでロゴを太く塗りつぶすのに、どれだけ時間がかかったか……。
矢方字はすごくきれいだったけど、書道って感じで。あと、さわねえ(秦佐和子)のもメンバーから高評価だったよね。色使いとか、全体的にポップな感じで。
秦私が黄色のマジックをずっと使ってたから、ほかのメンバーがいざ描こうとしたらインクが出なくて、悪いことしちゃったなって(苦笑)。
矢方なんなん(菅なな子)はどんなの書いたの?
秦私は茶色のマジックを使いたかったのに、そこになかったから、ちょっと逆切れして(笑)、真っ黒な板チョコの中に普通にロゴを描いて提出しました。
バレンタインデーが近くなると、ロッカーからチョコのなだれが……
須田男の子、こんなに凄まじいんですか?
菅少女漫画とか読むと、バレンタインデーは、ソワソワしているって書いてありますけど、この歌詞はソワソワどろこじゃないですよね?
須田深刻だよね〜(笑)。
菅でも、カバンの中にチョコを隠してるの?って女の子の行動を何気に見てたりするのは、男の子も実は私たちと一緒なのかなって。
矢方女の子がカバンの中に手を入れるたびに、男の子はドキドキしてるんだ〜って(笑)。
菅私たちもバレンタインデーには、メンバーのロッカーにドキドキしながらチョコを入れますしね。
須田ロッカーを開けるとチョコがなだれ落ちてくるんですよ!
――チョコのなだれってすごいね!
菅2月14日付近は、何も用事がなくてもみんなこまめにレッスン場に行くんですよ。開けるたびに、チョコとかいろんなお菓子が入っているから、ワクワクうれしくて。
秦手作りチョコとかケーキとか、とくに(松井)珠里奈さんとか高柳(明音)さんは本格的で、もはや作品だよね!
矢方珠里奈さんは2種類、しかも、スタッフさんの分までだから、両方合わせて200個ぐらい作ってきてたのかな?
須田そのうえ、ラッピングまで本格派というこだわりようで。
矢方でも、あかりんのも可愛くておいしかったよね!
須田(目をキラキラさせながら)本当に!?
矢方そもそもあかりんは料理上手で、バレンタインデー以外でも、クッキーを焼いてきてくれたり、昨年の夏にはゴーヤチャンプルーを作ってきてくれたんですよね。
須田チームSの食いしん坊の(大矢)真那さんにゴーヤをもらったんです。もともとゴーヤチャンプルーは得意料理だったし、ゴーヤが夏バテに効くって聞いたから、暑い中レッスンを頑張っているみんなのパワーになればいいなと思って作って持っていったんです。
菅「ご自由にお食べください」って書いてあって。気づいたらすぐになくなっちゃいましたね。
(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:鈴木健太)
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