(更新:)
ORICON NEWS
JUNHO(From 2PM)『自身の内面に迫った本音トークが炸裂☆アーティストとして成長した今の姿に迫る!』
JUNHOは小悪魔タイプそれとも……2PMで一番小悪魔タイプは!?
JUNHO前回よりも音楽的に成長した姿をお見せしたいということを大事なポイントとして考えていましたし、前作よりもダイナミックでアクティブな、1stアルバムの中にはなかった僕の面をお見せしたいと思って作りました。
――タイトルを『FEEL』にした理由、込められた想いとは?
JUNHOまず『FEEL』という単語が浮かひました。韓国ではFEELが通じ合うという表現があるんですけど(日本で言うフィーリングが合う意)、なぜ言葉が思いついたか理由はわからないんですけど、それからずっと『FEEL』という言葉が頭から離れなくなってしまったんです。そこからリード曲を作ったのですが、1曲の中でもいろんなパートをわけて、遊びの要素も入れつつも、サビではどこか懐かしさを感じてもらえるような楽曲に仕上げました。最近の歌は刺激的でストレートなものが多いですが、その中で今風の要素もちゃんと取り入れつつも、80年代、90年代の感性、懐かしさを誘うようなメロディーを意識して描いていきました。新しいものと懐かしい音楽の共存、それがこのアルバムのサウンドコンセプトのひとつでもあります。
――実際にソロツアーを経験し、そのなかでファンの人たちと感じたことも『FEEL』というタイトルに大きな影響を受けているのでは?
JUNHOもちろんあります!もっと大きな会場でもっといいコンサートをやりたいというモチベーションを持つきっかけにもなりましたし、音楽的にも一歩グレードアップできたきっかけにもなったと思います。
――全体的なテーマ、共通して伝えたいメッセージはありますか?
JUNHO基本的には今僕が考えていること、感じていること、みんなに伝えたいことを込めたのですが、大きなテーマとしてあるのは“愛”。“愛”ものいろんな形や感情があると思うのですが、曲ごとにいろんな愛のカテゴリーを表現してみました。「FEEL」に<モノクロな日々を カラーに 塗り替えてく>という歌詞があるのですが、僕はこの歌詞が、今作の中で一番気に入っていますし、アルバムのメッセージをもっとも表現した言葉だと思います。平凡な日常がある日突然、揺さぶられるような感覚、そんな人に出会ったときの感覚を描いています。
――今作ではご自身ですべての楽曲を制作されていますが、制作時の苦労はありましたか?
JUNHOとくに苦労した曲というのは、不思議なことにあまりなく、本当に楽しみながら作ることができました。唯一レコーディングのときに苦労したのが「Turn it up」。日本語での高速ラップの発音が大変でした。
――「FEEL」の歌詞に<世界は 時間を止めて>とありますが、時間を止めれるとしたらいつに戻りたいですか?
JUNHO以前、2PMのときにも同じような質問をいただいて、そのときニックンさんが恐竜時代と言っていたのを覚えてますが、僕は時間を止めたら面白くないと思うんです。だって、誰も動かないで、僕一人だけ動いているんですよね。全然面白くないです(笑)。時間を止めて過去に戻るよりも、10年後の未来のほうが楽しみです。
――もし、10年後のJUNHOさんがこのアルバムを聴いたら、どんな反応をすると思いますか?
JUNHO可愛いな〜(笑)。
――どういう意味で?
JUNHO10年後も音楽を変わらずやり続けていると思うので、きっと今よりもいろいろな面で10年後は成熟していると思います。今の感性、若さを初々しいと思いつつも、逆に自分が失ったものとして羨ましいと思うかもしれないですね。
――「Dangerous」の歌詞に<目が離せなくなる小悪魔>とありますが、JUNHOさんは自身で小悪魔タイプだと思いますか?
JUNHOいいえ、違います。
――むしろこれまで小悪魔だと思っていましたが。
JUNHO韓国にはそもそも小悪魔という表現はないんです。ちなみに魔性を秘めたという意味ですか?したたか者という意味ですか?。
――コンサートを見ていて、ファンの人たちを虜にしている姿はまさに魔性を秘めているなと。
JUNHOあ〜よかった!僕はキツネやネコ科よりも、クマとかイヌに近いタイプだと思うので、したたか者と言われたらどうしようかと思いました(笑)。僕は正直者なので、処世に長けていたり、その場でうまくかわしたりすることができないんです。僕はすべてバカ正直に答えてしまうクマ科なのですが、魔性というのはなかなかいい響きですね(笑)。
――ちなみにメンバーの中で一番小悪魔は誰だと思いますか?
JUNHOニックンさん。抜群のプロポーションで、どんな洋服を着ても似合うイケメンじゃないですか?もう、彼の存在そのものが小悪魔です(笑)。
寂しさを紛らわすためには……
JUNHO僕は夜はひとりでも寂しくならないです。なぜならやることが多すぎて、やるべきことを一生懸命やっていたら、あっという間に時間が過ぎてしまって朝の3時4時ぐらいになっていることも多いです。寝る時間ももったいないと思ってしまうんです。そして、6時7時ぐらいまでテレビや映画を観て、日が昇るとともに就寝します。
――寂しいとき、どんなジャンルの映画を観ますか?
JUNHO痛快なアクション映画がいいですね。あと、日本の『ラブコメ』という映画を見たときは、僕も恋愛したいな〜という気持ちになりました。
――「行かないで 〜No No No〜」のタイトルにのように、もしもJUNHOさんが相手に「行かないで」と引き留められたらどうすると思いますか?
JUNHOそれは具体的にどんなシチュエーションですか?そこが大事です。ケンカしたとき?それとも別れ話をしたとき?ただ単に家に帰るとき?
――すべて答えて下さい(笑)。
JUNHOアハハハ。わかりました。まず普通に恋愛しているときに、家に帰る時間になって引き留められたら、仕事がなければそのままとどまると思います。でも、忙しいときには、相手を説得して帰ると思います。ケンカをして引き留められたときは、帰らないです。相手ときちんと話し合って仲直りすることが大事だと思うので。でも、別れ話、お互いに別れると言うことになったのに引き留められたのであれば、僕は何も言わずに帰ると思います。
――ところで、2PMのメンバー内での決めごと、ルールはありますか?
JUNHO一時期、「練習の時間に1分遅れると1万ウォン罰金」というルールを決めたことがあります。僕は一回だけ罰金を払ったことがあるんですけど、僕の時計は集合時間の1分前だったのに、スタジオの時計が1分過ぎだったんです(苦笑)。
――それは不本意な罰金でしたね。
JUNHOでも、メンバーに練習場に来てるんだから、その時計に合わせるようにと言われて、渋々払いました(笑)。そのお金が溜まったらみんなでご飯を食べにいこうと話していたんですけど、一体そのお金がどこに行ってしまったのか……(笑)一週間ぐらいは続いていて、初めて3日間は誰も遅刻しなかったんですけど、ある瞬間からそのルールがあることすらみんな忘れてしまいましたね。
―― 一番罰金を払ったメンバーは誰だったんですか?
JUNHOいたんですけど、思い出せなくて。今度2PMのインタビューのときに聞いてもらえますか?そして、お金がどこへいったかもそのとき究明したいです(笑)。
――わかりました。では、「Can't let you go」の歌詞に<たとえば僕が奇跡を願っても>とありますが、奇跡だと感じた出来事はありますか?
JUNHO武道館でライブができること。そして、ファンの方たちから毎回思いもよらないサプライズをしていただき、本当に奇跡だと思いますし、感謝しています。その気持ちを今回のアルバム、ライブに込めていますので、ぜひみなさん楽しみにしていていただきたいです。今回のソロツアーでは、パフォーマンスやダンスに比重を置いていて、新しいものをいろいろ取り入れながら、冒頭からものすごくダイナミックで勢いのある内容になっているので、たくさんのかたに見ていただけたらうれしいです。
――では、最後に「You & Me」の歌詞に<いつまでも かわらないまま>とありますが、JUNHOさんが子供の頃から変わっていないなと思うこと、変わったと思うことを教えてください。
JUNHO変わっていないのは、首のうしろにあるホクロ(笑)。変わったなと思うところは、外見的なところは全部変わったと思います。でも、性格的には変わっていないと思います。とくにせっかちなところ、すばしっこいところは。あと、笑うと垂れ目になるところは子供のころから変わっていないと思います。
――また2PMのメンバーのなかで、デビューしてからもっとも変わったメンバーをあげるとしたら?
JUNHO全員変わりました。みんな垢抜けたと思います。あっニックンさんを除いて(笑)。韓国では人が違ったように垢ぬけたことを龍になったというのですが、ニックンさんはデビュー前からすでに龍でした。なので、ニックンさんが恐竜になるのもあながち間違ってないと思います(笑)。
(文:星野彩乃)
関連リンク
・JUNHOのプロフィール
・これまでの活動がまるわかり!過去のインタビュー
・2PMプロフィールCD売り上げ
・オフィシャルサイト