(更新:)
ORICON NEWS
2014年上半期CM特集
“健康的な美”を強調する肌の露出
また、ライバルとなる下着メーカー『トリンプ』は、女優の篠原涼子を起用。働く女性の日常をテーマに、“朝の身仕度中に思わず自分の胸元に注目してしまう”という何気ない仕草を、自然な視線の動きで表現。大人の色気を前面に押し出した作品に仕上がっている。『PEACH JOHN』『トリンプ』両CMに共通するのは、決して下品にならず、健康的な美を強調することで女性視聴者からの支持を集めている点にある。また、“肌の露出”という点では、女性著名人だけでなく男性著名人も負けてはいない。サッカー日本代表の本田圭佑選手も『麒麟淡麗<生>』のCMで、鍛え抜かれた上半身を披露し話題を呼んだ。
能年VS有村、次世代CMクイーンのゆくえ
対する有村も上半期で12社のCMに出演するという本数でいえば能年以上の出演数となり、その需要の高さを証明。先ごろ発表された『2014上半期CM起用社数ランキング』(日本モニタ―調べ)でも、女性タレント部門で初の首位を獲得。7月12日より放送される最新CMであるコンタクトレンズ『2WEEKメニコン Rei』では、美しい花畑を舞台に幻想的な世界観を構築。彼女のピュアで透明感あふれる姿に癒された視聴者も多いことだろう。
橋本環奈、ふなっしー、大人AKB、独自キャラが続々飛躍!!
また、個々のメンバーが様々なCMに出演するAKB48関連のCMの中で、特に注目を集めたのが大人AKB48の『パピコ』だ。30歳以上の女性を対象に、期間限定でAKB48の新メンバーを募集。元人気アイドルやものまね芸人など、多彩な顔ぶれが応募したことでも話題を呼んだ。実際に5000人を超えるオーディションから選ばれた“37歳2児のママ”塚本まり子さんは、CM出演はもちろん、京セラドームで開催されたAKB48の全国握手会イベントに出演するなど、文字通りのシンデレラストーリーで話題を呼んだ。
CMはタレントの人気や需要のバロメータであることは紛れもない事実。下半期は、果たしてどのようなタレントが出演する名作CMが誕生するのか? 興味は尽きない。
関連リンク
・2014年のCMクィーンは誰だ!
・AKB48から俳優まで人気のフォトギャラリーはコチラ☆