BUMP OF CHICKEN待望のNEWシングルは、有名映画「3丁目の夕日」の主題歌です。 監督が「涙のふるさと」のPVをつくった山崎監督(BUMPファン&スノースマイル)好きということなので、映画とマッチした名曲が期待できそうです。 ONE PIECE(映画)、テイルズオブジアビス(RPG)+BGM、人形劇ギルド、CMイメージソング…と以前とは大分メジャーになったBUMPですが、「商業主義に走った」とは思わないで欲しいです。彼らは昔と同じようにやりたいことをやってます。 …「世間で認められてきた」ってことじゃないでしょうか?
BUMP OF CHICKEN、「花の名」。 感動的な名曲である。理屈で考えるより先に感情が反応する美しいメロディー、普遍的な愛情に溢れた歌詞、やさしい音にやわらかな声。大袈裟なことなど唄っていない、大勢のために伝えるよりもそれぞれのあなただけに唄いたい唄。これほど大切なことを、このスケールで唄えるバンドはいない。本当にすごいバンドになった。
今作は「Supernova」「涙のふるさと」以上に音楽性の広がり感じる。初期の荒削りな自己表現の向こう、届ける力がどんどん強くなっている。その変化を否定する人もいるだろうが、自分は素晴らしい進化だと思う。別にファンだからどんな音楽をやろうがBUMP OF CHICKENなら認める、なんてことは言わない、むしろそれはバンプに失礼だ。逆、どんな音楽性だろうが変わらず素晴らしい唄を届けてくれるからBUMP OF CHICKENが好きなんだ。芯にあるものは何も変わっていない。それはやはり、唄を(隠しトラック含めて)聴けばわかってもらえると思う。聴いてほしい。