これまでの2作と比較した場合にど真ん中のバラードがほとんど無い骨太な曲が並ぶアルバムとなった。
元々ストレートなロックソングを演奏させれば最高なサウンドを鳴らすバンドではあったけど、これ程までに圧倒的なロックで攻めてくるとは予想外。
その声質や骨太なサウンドから「オーストラリアのOasis」と形容される事もある彼等。
本家オアシスが終わってしまった今、オアシスのいないシーンの穴を埋める事ができるバンドの一つに数えられるのではないだろうか?
今回はそう確信させられる程に何一つ迷いを感じない。
1stよりは評価を落としたと言われる事が多い前作を経て、どんな変化を見せるかに期待したが、それ以上のもので返ってきた。
個人的には今年のベストアルバムの一枚に数えられるだろうと思う。
名盤!
以下、気に入った曲。
気付くとアハアハが頭から離れない「K.I.A. (Killed In Action)」
CMでも流れてる強烈リフがかっこいい「She's A Genius」
イントロでボンジョビ?って思っちゃう部分はあるもののメロディは好きな「Seventeen」
イントロでビートルズ?って思っちゃう部分はあるもののサビは大好きな「La Di Da」
メロディが素晴らしい「Goodbye Hollywood」
ギター音の波の中を美しいメロディが流れる「Let Me Out」
アルバム内で一番好きな曲。ぶっ飛びます「Start The Show」
唯一と言ってもいいバラードらしいバラード「She Holds A Grudge」